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副詞について

世界的に成功している企業家やビジネスマンとメールをやり取りしているうちに、彼らの英語についてひとつ気付いたことがあります。副詞が非常に頻繁に、かつ鮮やかに使われているのです。

 

英米人なら誰でもいい英語が書けるというわけではないことは、日本人でもいい日本語を書けるひとが少ないことからも窺えるかと思います。ネイティブとはいえ、拙い英語を書くひとはいくらでもいますし、逆にいい英語を書くひとは非常に少ないようです。その中で、「英語の達人」が書く文章には副詞が実に効果的に使われていました。

 

「アメリカのビジネス英語」というのは、平易な単語や表現を使った明確な英語です。その中でもとりわけスピードとキレが要求されるe-mailに副詞が頻繁に使われているということから、私たちは多くを学ぶことができると思うのです。

 

副詞ひとつを使うことにより何語にも及ぶ節を省略でき、その分インパクトの強い文章となります。また、「なくても済むけれどこの副詞ひとつを入れることによって文にリズムが生まれる」こともありますし、相手の心を掴む、ユーモアやニュアンスに満ちた文章に仕上げることができます。

 

ここでは、ことばの間や切れ目に入れて使用する投詞、接続詞タイプのものと、「最初に、同様に、当然ながら、最後に」のような、文脈の流れを表すタイプの副詞を紹介いたします。

 

1. Equally「同じく、等しく、同様に、一方では」

 

Company A did not make as much profit in the last quarter as was expected. Equally, company B didn’t, either, as the market remained dull.

「A社は、最終四半期において予想されていたほどの利益を上げることができなかった。(だが)同様に、市場が停滞していたことにより、B社も利益を上げることができなかった。」

 

2.Eventually「遂に、最後には」 

 

Finallyに準じます。いつもいつもfinallyと言わず、eventuallyも語彙に加えると印象が違ってきます。

3.Finally「遂に、最終的に」

Eventuallyと共に、「At last」と言い換えることができます。日本の学校では「At last」のほうを教えますので、代わりにこれらの副詞を使うと、こなれた、かつぴかりと光る文章となります。

 

4.Generally「一般的に、たいてい」

Usuallyに通じるものがあります。

 

5.Usually「普通、だいたい」

6.Incidentally「ところで、ついでながら言うと、偶然に」

 

日本人ならby the way と言うところを、ネイティブはincidentallyと言うことが多く、頻出されます。これを使うと、「いかにも上級」な印象を与えられます。

I have been to that resort island myself. Incidentally, my wife and I are spending the summer there this year!

「そのリゾート・アイランドなら行ったことがあります。というか(ついでながら言っておくと)、今年の夏は家内とそこで過ごす予定です。」

Your boss has come to notice your tardiness. Incidentally, he said he would like to speak with you about that.

「君は遅刻が多いということに君の上司は気づいているよ。ついでながら言っておくと、そのことについて君と話をしたいと言っていたよ。」

 

7.Initially「最初は、初めに」

 

Initially, the company monopolized the market.

「当初は、その会社は市場を独占していた。」

At first と言い換えることができます。

 

8.Practically「実際、事実上、~も同然」

 

He is practically bankrupt.

「彼は破産したのも同然だ。」

That potential investor is practically their last hope.

「事実上、あの<ポテンシャルな>投資家が、彼らの最後の希望だ。」
「事実上、あの投資家が投資しなければ彼らは終わりだ。」

 

9.Presumably 「推定上、もっともらしく、おそらく,たぶん、どうやら…らしい」

 

Presume(「推定する、~を前提とする」)から派生した副詞。

Presumably, our competitor failed in the new project.

「わが社の競合者は新しいプロジェクトで失敗したらしい(=失敗したと推定される)。」

Cf. Conceivablyと比較

Conceive(「考え出す、思い描く、(子をもうける、はらむ)」)から派生した副詞。

Presumablyの方が確実性が高いです。

 

10.Primarily「主に、第一に」

She primarily teaches corporate executives; she usually does not accept students.

「彼女は主に会社役員を教えており、普通、学生は引き受けない。」

This service primarily targeted business visitors; however, it turned out to be especially popular among female university students.

「このサービスはもともと、ビジネス客をターゲットとしたものでしたが、ふたを開けてみると、女子大生に特に好評でした。」

 

11.Again ここでは、「再び、もう一度」という意味ではなく、「繰り返しになりますが」という意味で取り上げています。

Again, we are now thoroughly investigating this matter. I cannot give you any answer until next Monday.

「前にも申し上げましたが(繰り返しになりますが)、この件に関しては現在徹底的に調査中です。来週の月曜まではお返事できません。」

「前にも言ったけれど」と言うのを、”Like I told you,” ”As I said before,” で表現するのは小学生のようでレベルが低いので、代わりにagainと言う癖をつけてください。

「いやあ、あの件だけど、君が言ったとおり失敗したよ」、あるいは、「君が言ってたとおり、君の会社に頼んでいた方がよかったよ」と言われたら、親しい間柄なら、”I told you!”、”I said so!” と相槌を 打っても構いません。信頼関係のできていない顧客に対してはちょっとアウトかも知れません。

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